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タイトル	アメリカ経済界
原題タイトル	Cooporate America
会社・出版社	Nothing Sacred Games
デザイナー	T.Fristoe
プレイ人数	3-6人
対象年齢	14+
プレイ時間	120分
難易度（5段階、易1<難5）	4

「アメリカ経済界」は、大統領など巧みに政治利用して、自分の持つ企業が儲かるようにしてお金を稼ぐ、資本主義のゲームです。

ゲームボードをテーブルの中央に置き、プレイヤーにお金を配ります。
国庫を準備し、プレイヤーに事業カードを必要な枚数だけ配ります。
消費者カードと法律カードをシャッフルして山札を準備し、大統領特権カードをランダムに必要な枚数だけ選び、ゲームボードに置く。
フェイズトークンを「ウォール街」に置きます。

ゲームは以下の流れで行います。

ウォール街フェイズ：
事業カードを山札から2枚引き、手札から事業カードを1枚捨て札にします。1枚の事業カードを手札から出し表向きに自分の前に置き、その起業コストを国庫に支払います。
あなたの企業の商品を買ってくれると、企業にお金が入ります。

メインストリートフェイズ：
任意の枚数の消費者カードを1枚ずつ山札の上から引き、2枚目以降を引く場合は追加コストが必要です。抗議カードを引いた場合には、ゲームボードの抗議欄に置きます。引いた消費者カードの中から1枚を選び、ゲームボード中央の青い場所に消費者カードを配置します。配置しなかった消費者カードは捨て札にします。
消費者カードがプレイされたら、消費者カードに描かれた業種の企業がお金を生みます。
その業種に複数の企業を持っているプレイヤーは、企業同士の相乗効果としてより多くのお金を得ます。

選挙遊説フェイズ：
法律カードの山札の上から6枚のカードを引いて、ゲームボードの中央にある赤い枠に置きます。これが選挙の争点です。
新たな大統領がもう2枚カードを引いて、8枚の中から3枚を制定します。
雄弁の後、大統領から始めて時計回りに、任意の金額を裏向きに、次期大統領にふさわしいと思うプレイヤーの前に置き投票します。
3ラウンドの投票が行なわれます。

連邦議会フェイズ：
選挙戦への寄与として選挙遊説フェイズで伏せられたお金を表にし、合計を計算します。最も多くのお金を獲得していたプレイヤーが新たな大統領になります。
選挙への献金は国庫に入り、権力の象徴は次期大統領が持ちます。
新たに大統領になったプレイヤーは大統領特権カードを1枚獲得します。
また法律が制定されていたら、そのうちの1枚を無効にできます。
法律カードの山札から2枚のカードを引いて、ゲームボード下部にある黄色のマスに置きます。
ゲームボードに置かれた法律カードの中から3枚を制定します。
抗議カードがあれば、大抗議カードの主張を満たすものである必要があります。

これを繰り返し、メインストリートフェイズの終了時に、ゲームボード上に大統領特権カードが残っていなければゲームが終了し、もっとも所持金の高いプレイヤーが勝ちます。