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タイトル	メイデイ！メイデイ！
原題タイトル	Mayday Mayday
会社・出版社	Cwali
デザイナー	C.V.Moorsel
プレイ人数	5-8人
対象年齢	11+
プレイ時間	25分
難易度（5段階、易1<難5）	3

「メイデイ！メイデイ！」は、機長が殺害されパニックに陥った旅客機の中で、正規クルーは安全なフライトを維持するように、裏切り者はそれを妨げることが目的になります。

各プレイヤーはクルーカードを1枚選び、その色の認識タイル4枚を受け取ります。
9枚のベテランカードから「紛争勃発」カードを抜き出し、残りのカードからプレイ人数に応じた枚数のベテランカードを取り除きます。
「紛争勃発」カードを再び加えてシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。「紛争勃発」カードを受け取ったプレイヤーだけは、「紛争勃発」カードを公開して紛争クルーとなり、プレイ人数と同じ数字が記載されている紛争カードを受け取ります。
同じく人数に対応した「疑わしきは罰せず」を表向きにしたステータスカードを配置し、同じく人数に対応したコックピットアクセスカードをテーブルの中央に配置し、各プレイヤーにIDカード2枚（正規クルー1枚、裏切り者1枚）を渡します。
プレイ人数に応じた内容のIDカードを準備し、IDカードをシャッフルして、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。このカードで、あなたは正規クルーか裏切り者か決まり、他のプレイヤーに内容を見られないように注意します。
すべてのプレイヤーは各自のIDカード3枚をシャッフルして自分の前に裏向きに並べ、IDカードを再確認する事はできないので、自分が「正規クルー」なのか「裏切り者」なのかを忘れないように注意して下さい。
ルールを説明しているプレイヤーは、プレイヤー全員に目を閉じるよう伝え、それから裏切り者に目を開け互いを確認するように告げ、続いて裏切り者に再度目を閉じるように告げます。最後に、すべてのプレイヤーに目を開けるように告げます。

紛争クルーは右隣のプレイヤーの左端のIDカードを確認します。
IDカードを確認したら、認識マーカーを使い｢正規クルー」か「裏切り者」を示し、同様に自分に一番近い左隣のプレイヤーの右端のIDカードを確認し、認識タイルで「正規クルー」か「裏切り者」を示します。これを時計回りで全員行います。
各プレイヤーが並べた3枚のカードの中心だけが確認されずに残ります。

フェーズ1：半数のプレイヤーは「疑わしきは罰せず」のステータスを獲得する。
・ステップA：紛争カードにフェイズ1のプレイヤーが、紛争クルーの3枚のIDカードから好きな1枚を確認します。IDカードを確認したら、認識タイルを使い、｢正規クルー」か「裏切り者」を示します。裏切り者はウソをついてもよいですが、正規クルーはウソをつく事はできません。場合により紛争クルーのIDカードを既に確認している場合、あるいは提示できる認識タイルを持っていない場合は、そのプレイヤーの右隣のプレイヤーが確認します。
・ステップB：紛争プレイヤーを除くすべてのプレイヤーは、紛争プレイヤーに対して「攻撃」するか「防御」するかを一斉に選び、各自のベテランカードで内容を隠してクルーカードを配置します。全員がクルーカードを配置したら、内容を公開し、過半数以上が「防御」の場合、紛争クルーは「疑わしきは罰せず」カードを獲得します。そうでない場合、紛争クルーはステータスカードを獲得せず、彼の左右のIDカードを横向きにします。（E2を参照）
・ステップC：次に、紛争カードを時計回りで次のプレイヤーに渡し、再度ステップA、B、Cを繰り返します。テーブルにあるすべての「疑わしきは罰せず」カードがプレイヤーに分配されるか、残りの「疑わしきは罰せず」カードがまだステータスカードを持たず、IDカードを横向きにしていないプレイヤーの数と同じになった場合、プレイヤーは残りの「疑わしきは罰せず」カードを獲得し、フェーズ1が終わります。

フェーズ2：2人だけが信頼を得る：
このフェーズはフェーズ1とほとんど同様に進めますが、以下の点が異なります。
紛争カードは「疑わしきは罰せず」カードと一緒に時計回りで隣のプレイヤーに渡し、紛争カードに記された2本線の矢印のプレイヤーが、紛争クルーの3枚のIDカードから好きな1枚を確認します。
全員がクルーカードを配置したら、内容を公開し攻撃と防御の数を数え、過半数以上が「防御」の場合、紛争クルーは「疑わしきは罰せず」カードを裏返しそのプレイヤーの「信頼」が確定します。過半数以上が「攻撃」の場合、紛争クルーはステータスカードを破棄します。
これを繰り返し、2人のプレイヤーの「信頼」が確定するか、他のプレイヤーが「信頼」を得ることができず「疑わしきは罰せず」カードを持ったプレイヤーが残り2人になるか、1人のプレイヤーの「信頼」が確定し、他のプレイヤーは「信頼」を得ることができず「疑わしきは罰せず」カードを持ったプレイヤーが残り1名になった場合には、「疑わしきは罰せず」を持つプレイヤーの「信頼」が確定します。
残りのプレイヤーの「疑わしきは罰せず」が破棄されます。

フェーズ3：2人のどちらか1人が新しい機長に！：
このフェーズはフェーズ1、2とほとんど同様に進めますが、以下の点が異なります。
「紛争カード」は「信頼カード」と一緒に時計回りで隣のプレイヤーに渡します。
紛争カードに記された3本線の矢印のプレイヤーが、紛争クルーの3枚のIDカードから好きな1枚を確認し、紛争クルーの防御が充分だった場合は新しい機長になり、そうでない場合はもう1人「信頼」を得たクルーが機長になります。紛争カードを裏返し「コックピットアクセス」側を表にして、機長に渡し、次に、新しい機長は自分のIDカード3枚をシャッフルしてからすべて公開します。もしそのプレイヤーが裏切り者だった場合、裏切り者チームが勝利します。もし機長が正規クルーだった場合、ゲームは続きます。

最終フェーズ ：コックピットクルー決定：
機長はまだ認識マーカーを使っていないプレイヤーを1人選び、機長が特定したプレイヤーのIDカードを1枚確認して、認識タイルで内容を示すように指示し、機長はテーブルの中央からコックピットアクセスカードを1枚取り、それを1人のプレイヤーに渡し、受け取ったプレイヤーも自分のIDカード3枚をシャッフルして公開します。もしそのプレイヤーが裏切り者だった場合、裏切り者チームが勝利します。
もしそのプレイヤーが正規クルーだった場合、機長と同じ方法で次のコックピットクルーを選びます。「1」から同じ手順を繰り返します。」これをいずれかのチームが勝利するまで繰り返します。
コクピットアクセスカードを獲得したプレイヤーは、他のプレイヤーのIDカードを確認する事はできなくなります。

これを繰り返し、すべての正規クルーがコックピットアクセスカードを獲得した場合は、安全なフライトが可能になり、正規クルーチームが勝利します。
裏切り者がコックピットアクセスカードを獲得した場合、ただちに裏切り者チームが勝利します。