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タイトル	帝国を覆う影
原題タイトル	Shadow over the Empire
会社・出版社	Artipia
デザイナー	B.Giannios
プレイ人数	2-4人
対象年齢	12歳以上
プレイ時間	90分
難易度（5段階、易1<難5）	4

「帝国を覆う影」は、4つある派閥いずれかのリーダーとなり、支配権を得るために様々な人物に対して影響力を及ぼして忠誠を得ていくゲームです。

カードをレベルごとに分け、各プレイヤーは自分のリーダーカードとしてレベルAのものを選び、そのリーダーに対応する紋章 を持つ派閥トークンと円形のトークンを受け取ります。
レベルAの特徴的人物カードを表向きにしてテーブル中央に置き、リーダーカードを表を向けて置きます。
影響力トークン準備し、レベルAの市民カードを全てシャッフルして市民カードの山札を作ります。
スタートプレイヤートークンを決め、プレイする順番に従って各プレイヤーは市民デッキを1枚ずつめくり、自分のリーダーに隣接している場所3箇所のうちいずれかに表にして置きます。
自分のリーダーを配置した後、残りのレベルAの市民カードを裏向けにしてルールに従って配置します。

スタートプレイヤーから時計回りの順番で、各プレイヤーはアクションを1つずつ行使します。
このプロセスはプレイヤー全員がパスするまで続けます。
以下のいずれかがあります。

a、キャラクタカードに影響を与える：
キャラクタカードに影響を与えると、プレイヤーはテーブル上のカードに対するコントロールを広げて使える能力等を増やせます。
プレイヤーが行使できるのは、自分のリーダーあるいは自分がコントロールする他のキャラクタカードのアクションです。
キャラクタカードは隣接しているカードに対して影響力を与えることができ、各キャラクタカードはラウンド中に1回だけ影響力アクションを行えます。
影響力を与える側のキャラクタカードに影響力トークン を1つ置き、自分のリーダーとそのカードとで共通している特性の数だけの円形トークンを置きます。もしカード上に他のプレイヤーのトークンが乗っていないようでしたら、影響力を受ける側のカードに対して影響力トークンを加えます。
自分のリーダーの規定特性を持っていないキャラクタカードに対しては、影響力を与える相手として選べません。

b、キャラクタカードの能力発動：
このアクションを通じて、プレイヤーは自分がコントロールしているキャラクタカードの能力を「使う」ことができます。特に記述がない限り、能力はリーダーを対象に出来ません。
影響力アクションを実行したキャラクタであっても、まだ能力の実行は可能となります。ただし能力を使ったキャラクタはこのラウンドの間影響力は与えられません。
リーダーカードは、ローテートされた状態であっても影響力アクションを実行できます。
キャラクタカードの能力を使って、トークンが乗っていなかったカード上にもトークンを置けますが、その場合も影響力の場合と同様に影響力トークンを1つそのカードの上に置いてください。

c、パスする：
プレイヤーがこのアクションを選んだら、このラウンドの間はもうアクションを実行できなくなります。

ラウンドを進めるうちに、1枚のキャラクタカードの上に複数のプレイヤーによるトークンが乗ることもあり、「紛争中」であるとみなされ、そのキャラクタは誰にもコントロールされていない状態になります。

プレイヤーがすべてパスアクションを選択した場合、ラウンド終了となります。
ラウンド終了時には、紛争状態のキャラクタカードから自分のトークンを1つずつ除き、キャラクタカードに乗っている影響力トークンをすべて除きます。
キャラクタカードをすべてリセットし、プレイヤーがコントロールしているキャラクタカードに隣接し裏向けのカードを表にし、自分のトークンを最も多く手元に残しているプレイヤーがスタートプレイヤーになります。

これを繰り返し、合計で18個のトークンをキャラクタカードの上に乗せ『特徴的な人物』をコントロールしている」条件を満たすか、合計で18個のトークンをキャラクタカードの上に乗せ紛争には全く関与していないプレイヤーが出た時点でゲーム終了で、そのプレイヤーが勝ちます。