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タイトル	クレムリン
原題タイトル	Kremlin
会社・出版社	Newgamesorder
デザイナー	U.Hostettler
プレイ人数	3-6人
対象年齢	18歳以上
プレイ時間	120分
難易度（5段階、易1<難5）	4

「クレムリン」は、ソビエト政治局員の黒幕となり、政治的な影響力の闘争に打ち勝ち、自らの推す書記長にてパレードを成功させることが目的のゲームです。

政治局ボードと人民ボードを準備します。
プレイヤーは影響力シートを受け取り、担当の色を決め、数字の書かれた影響力チップを持ちます。
進行マーカーをターントラックとフェイズトラックの最初のマスに置きます。
初期の書記長を書記長にして年齢を80に設定します、最初の政治家を7枚準備し各ポストを埋めていき、年齢メーターも準備します。
残りは人民のマスに置きます。
その後、各プレイヤーは秘密裏に1から10までの数字を、今の書記長以外の人物に割り振ります。それらが各政治家に割り振った最終的な影響力となり、それらの任意の影響力を公開してもっとも大きな公開された影響力を持つプレイヤーがコントロールを持ちます。

ゲームは以下の流れによります。
ゲーム中、割り振られた影響力を、割り振った上限まで公開することができます。公開したし維持が最も大きいプレイヤーがコントロールを得て、その政治家の地位の能力を使用できます。その政治家が職務ができない場合は優先順位で決められます。

1、療養
政治局にて病気にかかっている政治家を療養させることができます。
療養中の政治家は不在となり、行動や投票ができません。
病気であるのに療養しない場合は加齢します。書記長は常に加齢します。

2、KGBによる粛清
KGB長官は、任意の政治家を粛清でき、目標値いじょうであればシベリアに送られ失脚します。
なおKGB長官は試みをするたびに結果に応じて加齢します。

3、スパイ調査
国防大臣がスパイ容疑を掛けたり、嫌疑の掛ったメンバーを告発できます。
最初に既に嫌疑の掛っているメンバーを告発でき、投票を行います。有罪ならシベリア送りとなり失脚します。また局員候補を強制的にシベリア送りにします。
その後、新たに政治局のメンバーに嫌疑をかけたり、その嫌疑を打ち切ったりすることができます。
なお国防大臣はスパイ調査を行うたびに加齢します。

4、健康チェック
政治局のメンバーすべてが、健康チェックを行います。療養中か執務中かで判定は変わり、その表の指示を受けます。病気マーカーが載ったら病気となり、3つ載った時点でその政治家は死亡します。

5、書記長死去による葬儀
外務大臣が葬儀委員長となり、1級局員の中から書記長を選出し投票を行います。反対されなければ書記長候補が書記長となります。2回連続で反対になったら、葬儀委員長が書記長となります。
これにより外務大臣が加齢することもあります。

6、人事異動
書記長の人事は自由に入れ替えることができ、次に1級局員、次いで2級局員です。自分よりも下の階級の人事権を持ち、書記長を除き昇格人事のみとなります。
この人事を行うと加齢します。

7、復帰
シベリア送りとなった政治家を人民に復帰させることができます。
これを行うと加齢します。

8、パレード
書記長は療養中でなければターンの最後にパレードを行います。
病気マーカーが載っていなければ成功しますが、病気であれば判定が必要になります。
成功すればパレードマーカーを1つ受け取ります。

これを繰り返していき、パレードマーカーを3つ獲得した書記長をコントロールしたプレイヤーか、1960年のパレードを成功させた書記長をコントロールしていたプレイヤーが現れたらそのプレイヤーが勝ちます。1960年のパレードを失敗した場合は1961年のフェイズ5でぼ書記長のコントロールが勝利となります。
なおフェイズ6に政治局が埋まらない場合は、プレイヤー全員が敗北します