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タイトル	アーバンパニック
原題タイトル	Urban Panic
会社・出版社	G3
デザイナー	K.Matusik
プレイ人数	2-5人
対象年齢	10歳以上
プレイ時間	40分
難易度（5段階、易1<難5）	3

「アーバンパニック」では開発業者となります。5人のスペシャリストの助けを受けながら、理想の都市を設計してください。そのためには、適切な数の仕事、環境、都市の予算、住民の幸福度に注意を払わなければなりません。

ゲームボードをテーブルの中央に置き、タイル120枚を裏向きにしてシャッフルし裏向きのまま山にします。
山からランダムに4枚のタイルを引いて、ゲームボードの指定された場所に置きます。
各プレイヤーはプレイヤーボードと、同色のキューブとディスクを受け取ります。
各プレイヤーは自分のキューブを、ゲームボードに5つあるトラック全てに1個ずつ、トラックの‘0’と書かれたマスに置きます。各トラックは都市の発展に影響する要素、人口／仕事／環境／歳入／幸福を表します。

5人のスペシャリストの助けを受けながら、理想の都市を設計します。
そのためには、適切な数の仕事、環境、都市の予算、住民の幸福度に注意を払わなければなりません。

時計回りに手番を行ないます。手番では3回のアクションを行ないます。そのうちの1回は設計者アクションで、残りの2回は2つを選びます。
どの順序でアクションを行なってもかまいません。

・設計者：公開されているタイルのうち1枚を取ってプレイヤーボードの下の指定された位置におくことができ、このタイルを「予備タイル」といいます。予備タイルは3枚まで持てます。予備タイルを上限まで持っている場合には設計者アクションを行なえません。建築家アクションを行なってタイルをプレイヤーボードに配置した後で設計者アクションを行います。
・建築家：自分の予備タイルをプレイヤーボードに配置することが出来、中央のスペースを除き、任意の空きスペースに予備タイルを配置することが出来ます。上下逆にして配置せず建物の種類を示すシンボルが左上に来るように配置します。既に配置したタイルを動かしたり回転させたり出来ません。
・エンジニア：プレイヤーボードに配置されているタイル2枚の位置を入れ替えるか、プレイヤーボードに配置されているタイル1枚と予備タイル1枚を入れ替えることが出来ます。
・市長：ゲームボードに公開されているタイルを全て取り除くことが出来ます。その後、ゲームボードに公開されていたタイルの枚数（詳しくは上級ゲームを参照）に関わらず、山札からタイルを4枚補充してください。

以下の条件のうちいずれか1つでも満たされた時点でゲームが終了します。
あるプレイヤーが自分のプレイヤーボードをタイルで埋めた場合か、設計者アクションを終えた時点でゲームボードに補充するべきタイルがなかった場合に、しかるべき手番を行い、その後得点計算を行ないます。

発展度合い：縦横に隣接するタイルの通路同士が合わさっている場合に限り、それらのタイルが接続していると見なし、ゲーム終了時に、全てのタイルは中央のマスまで接続している必要があります。中央のマスまで接続していないタイルがあれば、そのタイルを取り除いて、プレイヤーボードに空きマスがいくつあるかを数え、空きマスの数と同じだけ勝利点がマイナスされます。
失業：各プレイヤーは自分の都市の人口と仕事の量をチェックし、人口が仕事の量を超えていた場合には超えた点数の3倍の勝利点がマイナスされ、仕事の量が人口を上回る場合には仕事トラックのマーカーを下げて人口と同じにし、下げた量に対応するだけの歳入トラックの値も下げてください。

プレイヤーボードのトラック5つに示された値を合計して勝利点とし、勝利点から前述した各種のペナルティを引いた値が最終的な勝利点となります。勝利点が最も高いプレイヤーが勝利します。

上級ルールだと目的カードを加え、達成すると特典が入ります。
また上級ルールでは、偵察アクションを行なうことも出来、他のプレイヤーの予備タイルを1枚奪って自分のボードに配置することが出来ます。
さらに砂時計を用いた、制限時間の有るリアルタイムモードもあります。