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タイトル	オールドタウンロバリー
原題タイトル	Old town Robbery
会社・出版社	Clicker
デザイナー	G.Cornett, P.Sylvester
プレイ人数	2-7人
対象年齢	8歳以上
プレイ時間	30分
難易度（5段階、易1<難5）	3

「オールドタウンロバリー」は、保安官助手が目撃者を見つけ、強盗を捕まえるのを手伝う、記憶力とストーリーテリングのゲームです。

建物カードを環状に並べ、保安官助手コマを、保安官詰め所に置きます。
住民カードのうち「？」の付いた17枚を混ぜて山札にし、その上に強盗カードを置き、その上に残りの住民カードを混ぜて重ねます。チップは皆から届くところに置きます。
各自イエス/ノーカードを1枚ずつと、チップ2点分を受け取ります。
スタートプレイヤーを適当な方法で決め、ダイスと帽子カードをもちます。

スタートプレイヤーはダイスを振り、保安官助手コマを時計回りに進めます。
次に山札から住民カード1枚を引き、移動先の建物カードの外側に表にしておき、それからその人物と建物をつなぎ合わせるストーリーを言います。終わったら、住民カードを裏返しダイスを左隣のプレイヤーに渡します。これを時計回りの順番で行います。

保安官助手が1周して保安官詰め所に止まるか通り過ぎるたびに、住民1人が建物を移動します。
そのときの手番が終わってから、帽子カードをもっているプレイヤーが住民カードを1枚選び、中身を見ずに空いている建物カードのところに移します。このときも、ストーリーを言います。

これに対して、投票のチャンスがあります。
移動させた住民カードとストーリーで言及された住民と、同じであることに誰も疑わなかった場合は何も起こりません。
反対に、誰か1人でも住民カードとストーリーでの住民が違うと思った場合は、投票となります。全員イエス/ノーカードをもち、隠してイエスかノーを親指でおさえて、一斉に公開します。イエスというのは、ストーリーでの住民が正しいと思う場合で、ノーというのは、ストーリーでの住民が違うと思う場合です。
帽子カードをもつプレイヤーも、ノーを選ぶことができます。つまりストーリーの中でわざと別の人物を言うことができます。
全員の答えが一致していたら何も起こりませんが、イエスとノーに分かれたら住民カードをめくり、正解だったプレイヤーが1点チップを受け取ります。また帽子カードをもつプレイヤーがノーを選んたら、ストーリーの中で言及した住民がどこにいるか指し示さなければならず、その住民カードをめくって間違っていたら1点チップを捨てます。

強盗カードを引いたらすぐ、第2部に移ります。
強盗カードは、裏返しにして最後に空いている建物のところに置きます。
強盗の被害者は、仮面をかぶった強盗が誰だったか分かりません。ただし銀行を目撃した住民は分かっており、その住民は強盗がどこに逃走したか見ており移動先での目撃者を順々に言います。
こうして目撃者全員が尋問されていき、強盗は山札の一番下にある住民ということになり、住民カードの順番は、強盗の逃走ルートを表します。

強盗カードを引いたプレイヤーは、続けて山札から1枚をめくります。その住民が最初の目撃者です。
プレイヤーは全員、その住民がどの建物にいるかの見当がつけて、合図で全員一斉にいずれかの建物を指差します。指差しされた建物の住民カードを全てめくり、正解だったプレイヤーは1点チップを得ます。強盗カードを指さしてしまったプレイヤーはチップ2点分を捨てます。

これを繰り返していくことで、最後の住民カードが強盗となります。
目撃者のときと同様にその住民がどこにいるか指差しますが、正解すると1点ではなく2点もらえます。

チップの点数が最も多いプレイヤーが勝者です。