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タイトル	ノルド
原題タイトル	Nord
会社・出版社	Kronberger
デザイナー	J.Goslar
プレイ人数	2-4人
対象年齢	14歳以上
プレイ時間	60分
難易度（5段階、易1<難5）	3

「ノルド」は、ヴァイキングの生活をテーマに、一族を成長させていき、戦士として伯爵を追放し、自分の土地をより豊かにしていくゲームです。

切り立った山の峰、深いフィヨルド、暗い森、周囲を囲む黒い海。ここに北の男たちが集まってきました。木を伐り、鉱石を掘り出し、鮭を釣るという、厳しい生活でした。
しかしそのうちにある一族が自分たちの無力さを知り、ほかの一族と協力して村を襲撃することにしました。弱い者は死に、強い者は戦士として認められ、古い伯爵に挑戦します。 
各プレイヤーは自分の一族を率います。1つの村で、伯爵1人と戦士1人から始まります。

最初にどちらの島を使用するかを決めます。
ドラゴン船と地形タイルと村タイルを構成し、ドラゴン船が描かれた得点トラックボードを島のそばに置きます。
無色の漁船をそばにおき、各プレイヤーは宝タイルを3種類1枚ずつ受け取り裏にして自分の前に置きます。
残りの宝タイルは裏にして混ぜ石山がある砂漠マスに1枚ずつ裏にしておきます。
各プレイヤーは自分の色を選び、その色の伯爵コマ1個と手下コマ25個を受け取り、若いプレイヤーから時計回りの順番で空いている村を1つ選び、そこに手下コマを1個と伯爵コマを置きます。
全員が最初の村を決めた後、空いている村全てに無色の伯爵コマを1個ずつ置きます。
得点とゲーム概要ボードを見えるところに置きます。

一番若いプレイヤーから時計回りに手番を行い、手番には、次の2つのいずれかを行います。

手番A：労働者の配置：
労働者を配置する前に宝タイルを1枚だけ使うことができます。その後自分のストックにある手下を取り、新たな労働者として配置しなければなりません。1回の手番で陸地と海の両方に配置することはできません。
労働者は必ず1体配置しなければなりませんが、それ以上は自由です。
労働者を配置するときは、今回配置する全ての労働者が自分の戦士がいる1つの村から全て連結し、今回配置する全ての労働者が1種類の地形に配置され今回配置する分は全て縦か横に隣接している必要があります。海に労働者を配置するには、ストックから漁船を取ってその上に乗せ海のマスに置きます。
労働者の配置によって、同盟が広がるか、新しい同盟ができます。その際ほかの村や同盟と隣接することがあり、そこで争いが起こり、戦闘のルールに従って戦闘を処理します。
攻撃の条件を満たしていなければ、新たにつながった村・同盟は連結します。以下の2つの場合があります。
その後、大きなドラゴン船のマスが全て埋まったら、攻撃が全て終わった後で得点計算になります。資源と戦士の得点計算があり、得点計算が終わったら次のプレイヤーの手番です。

手番B：敵の伯爵の追放：
手番プレイヤーは1手番を使って、敵の伯爵を1体追放することができます。
敵の伯爵を追放するには、敵の伯爵が村におり、その村に自分の戦士が2体以上おりどのプレイヤーよりも戦士が多く、その村が小さなドラゴン船と連結していればできます。
手番プレイヤーは、死亡した伯爵をドラゴン船に乗せそのマスに書かれた得点を手に入れます。
伯爵を置いたことにより大きなドラゴン船のマスが全て埋まったら、得点計算になります。

ゲーム中に得点計算は5回あります。
1回目と3回目の得点計算は、村に配達できた資源の得点で、2回目と4回目の得点計算は、食料供給できた戦士の得点です。
4回目の得点計算の直後に5回目の得点計算があり、そこでは宝タイルの得点が入ります。
1回目と3回目の得点計算は資源で、必要な数の戦士がいる村に山地と森林の労働者が資源を配達できれば得点になります。
2回目と4回目の得点計算は戦士で、村にいる戦士に十分な食料を供給できれば得点になります。伯爵は得点にならず、食料を供給する必要もありません。その村と連結している周囲8マスの海と森林にいる労働者が食料を供給できます。食料供給が足りなかった場合、その分の戦士をすぐに除去し、ストックに戻さなければなりません。
食料供給できなかった戦士を取り除いた後、村ごとに自分の戦士が何体残ったかを数え、それぞれ以下の得点を得ます。

4回目の得点計算の後、宝の得点計算があり、6種類の宝が6つずつあります。
宝は集めた種類の数と各種類別に同じ宝の個数で得点になり、1つの宝を両方の得点に使うことができます。
得点の最も多いプレイヤーが勝者です。



（ゲームマーケット2015秋有明）