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タイトル	大江戸八百八町
原題タイトル	Yedo
会社・出版社	Eggert
デザイナー	T.V.Ginste
プレイ人数	2-5人
対象年齢	14+
プレイ時間	180分
難易度（5段階、易1<難5）	4

「大江戸八百八町」は、幕府の陰で江戸を牛耳ろうとする一族を取り仕切るゲームです。
http://die-zeitung.jugem.jp/?eid=42

ゲームボードをテーブル中央に広げ、挙カード、賞与カード、行殊カード、そして4色の各仕事カードを準備します。
武器をシャッフルして所定の場所に置き、山の上から2枚の武器を引き市場のスペースに置きます。
各プレイヤー1枚ずつの祝福カウンターを寺院の所定の場所に置きます。
すべての文をゲームボードの脇にサプライとして置き、3文を港の教会に置きます。
別邸を種類ごとに分け、4つの山を作ります。
この山を表向きにしてゲームボードの所定の場所に置き、残りの別邸タイルは箱に戻します。
ゲームボード上の所定の場所に、プレイヤー人数によって指定された数の芸者カウンターを置きます。
区画立入禁止カウンターを準備し、灰色のラウンドマーカーをラウンドトラックの1のマスに置きます。
廻同心コインを使用し、開始時の廻同心の色を決め、その色の廻同心を廻同心巡回路の門の区画に置きます。
もう1つの色の廻同心はゲームボードの脇に置きます。
・プレイヤー人数によって、プレースホルダーカウンターを置いて各区画の割り当て場所の数を減らします。
各プレイヤーは自分の色の一族ボード1枚、門弟4人、マーカー3個を受け取ります。
各プレイヤーは門弟のうち2人を自分の一族の屋敷に置き、残りをゲームボードの「予備」の場所に置きます。
スタートプレイヤーをランダムに決め、スタートプレイヤーは自分のマーカーの1つをプレイ順トラックの1の場所に置き、もう1つを競りトラックの1の場所に置きます。
そこから時計回りに、他のプレイヤーも、空いた一番上の場所にトークンを置いていきます。
各プレイヤーがルールに従い4枚の仕事カードを引き、各プレイヤーは銀行から12文を受け取ります。
プレイ順に従って、各プレイヤーは挙カードの山の一番上のカードを引きます。
信頼カードを1枚ずつ選び、書かれている資産を受け取り、自分のボード脇に恐喝カードとしておきます。

ゲームは以下の流れで行います。

1、準備フェイズ：
ラウンドトラック上のラウンドマーカーを1マス動かし、新しいラウンドの番号を示すようにします。
すべてのプレイヤーは、競りスペースと脱落スペースにあるマーカーを、プレイ順トラックで現在示されている順で競りトラックに並べます。
港の教会に、文を銀行から追加し、別邸「道場」を持つプレイヤーはそれぞれ1文を銀行から受け取ります。

2、競りフェイズ：
競りフェイズでは、プレイヤーはいくつかの競りに参加してそれぞれ1つの追加資産を得ることができます。各ラウンドにおいて、同じ種類の資産が競りにかけられます。
競りトラックで一番上のプレイヤーが任意のカテゴリーを宣言することで競りを開始し、より高いビッドをするかパスするかを選択し、これを競りトラックにマーカーのある各プレイヤーが、1回ずつより高いビッドをするかパスをするかを選択するまで続けます。
最後に競りトラックで一番上のプレイヤーがより高いビッドをするかパスするかを選択し、一番高いビッドをしたプレイヤーが競りに勝ちます。
ビッドした文を銀行に支払い、自分のマーカーを競りトラックから、競り落としたカテゴリーに対応する競りスペースへと移動させます。
挙カード、賞与カード、武器、別邸、芸者、門弟、仕事カードのカテゴリーがあります。

3、行殊フェイズ：
市場の左3つ分のスペースに武器が置かれているなら、右のスペースへスライドさせます。
右のスペースに置かれていた武器と、真ん中のスペースに置かれていた武器は市場から取り除かれ、武器の捨て山に置かれます。
そのあと、武器の山の上から3枚を引き、出てきた順番に左から右へと、市場の最初の3つ分のスペースに並べます。
その後、行殊カードの山の一番上のカードを公開し、書かれている内容を読み上げます。
その後、カードを表向きにして「現在の行殊」の山に、前のラウンドの行殊カードの上に重ねるように置きます。

4、配置フェイズ：
配置フェイズでは、プレイヤーは利用可能な門弟をゲームボード上または自分の別邸に配置します。
これらの門弟には、フェイズ7で特定の行動を行わせることができます。
プレイ順に、全員がすべての門弟を置き終わるまで、各プレイヤーは一度に門弟を1つずつ置いていきます。

5、廻同心フェイズ：
廻同心フェイズでは、廻同心が別の地区へ移動します。その地区にいる門弟はすべて捕縛されます。
廻同心を巡回路に沿って次のマスへ移動させます。
その後、プレイ順に各プレイヤーは廻同心の移動に影響を与える挙カードを1枚までプレイすることができます。
各プレイヤーは捕縛されようとしている1人以上の門弟を助ける挙カード（あるいは恐喝カード）を1枚だけ使うことができます。
廻同心の地区にいる、挙カードによって助けられなかったすべての門弟はただちに捕縛されます。

6、取引フェイズ：
取引フェイズでは、特定のプレイヤーがお互いに資産を取引することができます。
市場に1人以上の門弟を置いているすべてのプレイヤーは、当事者間で、互いに武器や文を交換できます。
酒場に1人以上の門弟を置いているプレイヤーはすべて、当事者間で資産を交換できます。
取引にカードが含まれている場合、カードは常に伏せておかなくてはなりません。

7、行動フェイズ：
このフェイズでは、すべてのプレイヤーは門弟を起動し、特定の行動をさせます。プレイ順に、各プレイヤーは一度に一人の門弟を起動します。
ゲームボード上の配置マスに置かれた門弟を起動させる場合には、次のどちらかに使用できます。
あなたの持つ仕事のうちの1つを達成するか、その配置マスに関連する行動を1つ行います。
別邸に置かれた門弟を起動する場合には、その別邸の特殊効果を発動させる。

これを繰り返していき、11ラウンド終了時にゲームが終了します。
または最も困難なミッションである「将軍を殺せ」を達成した場合は、ゲームは途中終了します。
ゲームが終了した後、最終得点計算が行われ、プレイヤーが所持している、達成できた賞与カードそれぞれから威信ポイントを得ます。

合計で威信ポイントを一番多く持っているプレイヤーがゲームの勝者です。