ゲームストア・バネスト

タイトル	ブリーフケース
原題タイトル	Briefcase
会社・出版社	Artipia
デザイナー	S.Tsantilas,　N.Sakaloglou
プレイ人数	2-4人
対象年齢	10歳以上
プレイ時間	45分
難易度（5段階、易1<難5）	3

「ブリーフケース」は、企業グループを構成していき、コングロマリットを作り上げていくデッキ構築型ゲームです。

コンクリート資源カード、鉄資源カード、紙資源カード、人材資源カードのカードを取りだし、種類別の山札にして1列に並べます。
エネルギー資源カードをすべて、資源マーケットのすぐ後ろに置いて山札とします。
資源マーケットの資源2種類をランダムに選び、その前に資源ブロックカードを並べます。
プレイヤーは、購入意思カード、雇用意思カード、起業意思カード、妨害意思カードを取り、表向きに種類別の山札にして資源マーケットの後ろに1列に並べます。
ゲームの準備中に、1レベルの会社を8社、2レベルの会社を6社選んで、会社カードポートフォリオとします。
プレイヤーはそれぞれ発電所会社カード1枚を取り、「休業中」の面を上にして自分のプレイヤーエリアに置きます。
購入意思カードと起業意思カードと妨害意思カードを取り、シャッフルしたうえで裏向きに置いて自分の山札とします。
自分の色を選び、同色の資源倉庫カードを自分のプレイヤーエリアに置きます。

手番になったら以下の流れで行います。

最初にプレイヤーは自分の山札から4枚の意思カードを引きます。

意思カードをプレイする：
手番プレイヤーは、自分の手札から任意の枚数の意思カードを任意の順序でプレイすることができます。

購入意思カード（B）：
・会社カードを1枚購入する：手番プレイヤーはブロックされていない会社カードを会社カードポートフォリオから購入できます。購入したい会社カードの購入コストと同じ枚数の購入意思カードを手札からプレイします。当該会社カードを会社カードポートフォリオから取り、「休業中」の面を上にして自分のプレイヤーエリアに置きます。
・資源カードを市場から購入する：資源カード1枚につき1枚の購入意思カードを手札からプレイして、市場から任意の枚数の資源カードを購入することができます。
・資源カードの貯蔵限度：エネルギー資源カード以外の資源カードは、プレイヤーエリアに最大5枚まで置くことができます。

起業意思カード（A）：
・会社を稼働中にする：1枚の起業意思カードを手札からプレイすることで、手番プレイヤーは会社カードを1枚稼働中にできます。プレイヤーエリアに貯蔵してある資源から会社の起業コストを支払います。休業中の会社をプレイヤーが最初に稼働中にしたなら、当該会社カードを裏返して稼働中の面を上にします。
・中央銀行への投資：起業意思カードを1枚手札から捨て札にしたうえで、任意の枚数の購入意思カードを、手札から中央銀行ボードに置き、同じ枚数の勝利点カードを獲得できます。

妨害意思カード（O）：
プレイヤーは妨害意思カードを2枚を組にして使用することで、資源ブロックカードまたは会社ブロックカードを移動することができます。

雇用意思カード（H）：
ブロックカードの移動：同じ種類の意思カード2枚をプレイすることで、プレイヤーは1枚のブロックカードを会社から別の会社へ、また資源から別の資源へ移動させることができます。
ブロックカードの除外：ある資源が1種類枯渇した時点で、資源ブロックカードが1枚ランダムに取り除かれます。ある資源がもう1種類枯渇した時点で、資源ブロックカードがもう1枚取り除かれます。

意思カードを捨て札にする：
手番プレイヤーがカードをプレイし終えたら、プレイしたカードすべてと手札として残っているカードを一緒にして捨て札にします。

意思カードを新たに4枚引く：
手番プレイヤーは自分の山札から新たに4枚の意思カードを引いて手札にします。

資源マーケットに2種類しか資源が残っていない、購入できる会社カードが残っていない、意思カードプールに購入意思カードが残っていない場合は、ゲームの終了条件が満たされたことになります。

稼働中の会社、稼働中の会社の能力、中央銀行から購入した勝利点カード、自分のプレイヤーエリアのストックに残っている資源カード4枚ずつが得点計算になります。
もっとも得点が高いプレイヤーが勝ちます。