ゲームストア・バネスト

タイトル	クロスシティー
原題タイトル	Crosscity
会社・出版社	Hermes Games
デザイナー	R.Ehm
プレイ人数	3-6人
対象年齢	10+
プレイ時間	150分
難易度（5段階、易1<難5）	4

「クロスシティー」は、西部のフロンティア精神と冒険の生活のダイスゲームです。

各プレイヤーは、プレイヤーコマ1個、大きい赤ダイス、拳銃ダイス、馬ダイス、200クロスシティードル（お金）を持ちます。
1人のプレイヤーが会計係を務め、チップ、プラスチック製の小さいダイス（用心棒）、木製のマーカーを手元に置きます。
残りのゲーム用具は台紙から注意深く抜いてボードのわきに置きます。
これ以降のルールに関係なく、手番にはいつでも、馬と拳銃を半額で売却できます。
その場合、そのダイスを会計係に渡し、街会計からお金を受け取ります。
小さい水色ダイス（保安官と助手）は、保安官出動ダイス（ウィスキー瓶か保安官の星）と一緒に保安官オフィスに置きます。
金ダイスは仕事マス「砂金川」に置き、方向ダイスはゲームボード脇の手の届くところに置きます。
用心棒、馬、保安官、保安官助手はコマではなく、ダイスで表します。
このほかに鉛筆と紙が必要です。

自分の手番には、自分のプレイヤーコマを街の交差点に置き、自分の移動ダイスを両方振ります。
馬をもっていれば、赤と白のダイスを両方振らなければなりません。馬がなかったら歩いて移動となり赤いダイスだけを振ります。
2つのダイスを振ってゾロ目が出るか、赤いダイスだけを振って6の目が出たらもう1回手番ができ、その場合もう1回手番を行う前に、もちろん移動先の商店でサービスを利用しなければなりません。
自分の商店ではサービスを利用する必要はありません。
通りの1マスを1歩（ダイスの目）と数えます。交差点も通りのマスに含まれます。
1つのマスにプレイヤーコマがいくつあってもかまいません。
街の奥にある仕事マス（牧場、農場、砂金川、スネークキャニオン）は特別なマスで、ここに入るのに移動ポイントは必要ありません。
街の中で、プレイヤーコマは指示された矢印の向きにしか進めません。プレイヤーコマは通りの左側から、通りの先に向かって移動しなければなりません。
通りの先まで行ったら、反対側（緑の矢印）に移ります。交差点に向かって戻るか、仕事マスに行きます。
仕事マス（牧場など）への入り口は、赤い矢印で示されています。
ダイスの目は使いきらなければなりません。その後でアクションを行います。

アクションは、次の6つです。
・建物／商店を建てる
・今止まった商店のサービスを利用する
・街頭で決闘する
・仕事マスで仕事する
・強盗または追いはぎ
・馬泥棒

いずれのアクションも必ず移動後に実行します。用心棒、馬、拳銃の購入はアクションに含まれません。
ゾロ目がでれば1回の手番に複数のアクションを実行できます。
ゲームボード（通りの両側）にある建物全ての所有者が決まっていない限り、交差点を横切るプレイヤーは、通り／方向を自由に選ぶことができます。
「横切る」とは、手番の中で交差点に入ることです。ダイスの目はまだ全部使い切っていない状態です。
ただし今来たばかりの通りに、ほかの通りを経ずにすぐ戻ることはできません。

プレイヤーコマは移動の後、通りのマスか仕事マスに置きます。商店には入りません。
ただし刑務所は別で、服役が必要になったら、プレイヤーコマを鉄格子の奥に入れます。

ゲームの最後に街一番の金持ち市民になったプレイヤーが勝者です。
勝者となるには、自分の商店を1軒以上持つ必要があります。