

¥2,500(税込)
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| タイトル | すべてを1枚のカードで |
| 原題タイトル | Everything on 1 Card |
| 会社・出版社 | nurnberger spielkarten |
| デザイナー | Steffen Benndorf |
| プレイ人数 | 2-4人 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| プレイ時間 | 20分 |
| 難易度(5段階、易1<難5) | 2 |
高橋さん
5
2022/02/23 08:09
書いて消せるカードでロールアンドライト。お手軽でポップな紙ペンゲーム。こういうの大好物です。手元に2枚のカードがあり、カラーダイスを振って2回までキープしながら振り直して出目を決定させたらどちらか1枚に書けるだけ記入。三列完成で得点化。4枚得点化したらゲーム終了。
シンプルだがこの得点化の調整がかなり効いている。まずは完成時に完成した列のチェックした形の数だけ得点。さらに太陽マークが2つあり、その列を埋めることでボーナス獲得。三列完成で得点化と言ったが、出目によってはじわじわ進めていって5列同時に完成することもある。どのカードも全ての列を埋めれば25点算出する計算でこのゲームの最高点は100点。だがそんなにじっくり進めていても、手元に記入できるカードから2枚の選択肢があるとはいえダイスがダメなら得点は下がる。それに三列ポンポンと完成させられたらあっという間に終わってしまう。単なるダイス運だけではなく、大きく遅くか、小さく早くか戦略性が隠されているところが非常に好感が持てる。周りの様子を見渡しながら進めることで単なる運ゲーで済まされない思考性があり面白い。
ベンドルフ作。いつも彼の作品は、ルールブックを見終わった後にこれ本当に面白いのかと少し疑問を持つことが多い。が、遊んでみると細かな調整が効いていて、デザイナーとしての手腕を感じる。